どんながん?
子宮は女性の骨盤内にある胎児を育てる臓器。
子宮頸がんは、その子宮の入り口で膣とつながる子宮頸部に発生するがんで、20〜30歳代の若い女性に多くみられ、出産年齢と重なることから「マザーキラー」と呼ばれます。
婦人科の検診で観察や検査がしやすく、早く見つけることができればその後の経過がよいがんですが、進行すると治療の難しいがんでもあります。子宮頸がんは、ヒトパピローマウィルス(HPV)の感染と関係があり性交渉で感染しますが、現在ではワクチン接種によって感染を予防することができます。
どうやって見つける?
症状は?
子宮頸がんはがんになる前の異形成という状態を何年か経てからがんになります。
自覚症状として、月経以外や性交時に出血をしたり、おりものが濃い茶色に変わったり、水っぽいおりものが出ることもあります。さらに進行すると、下腹部が痛んだり、腰痛を感じることも。尿や便に血が混ざることもあります。少しでも気になる症状がある場合は、早めに婦人科の受診を。
20歳以上の女性は2年に1回、子宮頸がん検診を受けましょう。
どんな治療を受けるの?
主な治療方法は、子宮頸部または子宮全部を切除する「手術」、患部に放射線をあててがん細胞を死滅させたり小さくする「放射線治療」、抗がん剤などを用いた「薬物療法」の3つ。
がんの進行具合(ステージ)や体の状態などによって、これらの治療を単独または組み合わせて治療します。将来子どもを持つことを希望している場合は、子宮頸がんの手術治療が将来の妊娠に与える影響を事前に確認することも必要です。
ここが大切
・子宮頸がんと関係するHPV感染の多くは、ワクチンで予防が可能。ワクチンで防げないタイプもあるので、摂取後も定期的に検診が必要。
・若年層に多いので、20歳以降は2年に1度検診を。多くの市町村で検診費用の一部を負担してくれる。
どんながん?
子宮は女性の骨盤内にある胎児を育てる臓器。
子宮頸がんは、その子宮の入り口で膣とつながる子宮頸部に発生するがんで、20〜30歳代の若い女性に多くみられ、出産年齢と重なることから「マザーキラー」と呼ばれます。
婦人科の検診で観察や検査がしやすく、早く見つけることができればその後の経過がよいがんですが、進行すると治療の難しいがんでもあります。子宮頸がんは、ヒトパピローマウィルス(HPV)の感染と関係があり性交渉で感染しますが、現在ではワクチン接種によって感染を予防することができます。
どうやって見つける?
症状は?
子宮頸がんはがんになる前の異形成という状態を何年か経てからがんになります。
自覚症状として、月経以外や性交時に出血をしたり、おりものが濃い茶色に変わったり、水っぽいおりものが出ることもあります。さらに進行すると、下腹部が痛んだり、腰痛を感じることも。尿や便に血が混ざることもあります。少しでも気になる症状がある場合は、早めに婦人科の受診を。
20歳以上の女性は2年に1回、子宮頸がん検診を受けましょう。
どんな治療を受けるの?
主な治療方法は、子宮頸部または子宮全部を切除する「手術」、患部に放射線をあててがん細胞を死滅させたり小さくする「放射線治療」、抗がん剤などを用いた「薬物療法」の3つ。
がんの進行具合(ステージ)や体の状態などによって、これらの治療を単独または組み合わせて治療します。将来子どもを持つことを希望している場合は、子宮頸がんの手術治療が将来の妊娠に与える影響を事前に確認することも必要です。
ここが大切
・子宮頸がんと関係するHPV感染の多くは、ワクチンで予防が可能。ワクチンで防げないタイプもあるので、摂取後も定期的に検診が必要。
・若年層に多いので、20歳以降は2年に1度検診を。多くの市町村で検診費用の一部を負担してくれる。
がんはどこにできるの?
監修:がん研究会有明病院